ASN(自律システム番号)
ネットワーク事業者に割り当てられた一意の識別子。IPがデータセンター、ISP、レジデンシャルネットワークのどれに属するかを判定するために使われます。
自律システム番号(ASN)は、IANAによりネットワーク事業者に割り当てられるグローバルに一意な識別子です。ASNはインターネット上のトラフィックルーティングと、サイトがIPアドレスの発信元を判定する方法の基盤となっています。
プロキシにとってASNは極めて重要です。ボット対策システムはASNを確認してトラフィックを分類します。AS7922(Comcast)からのリクエストはAS16509(Amazon AWS)からのリクエストとは大きく異なる扱いを受けます。ISPプロキシが価値ある理由は、レジデンシャルISPのASNから発信される点にあり、データセンタープロキシはクラウドプロバイダーのASNを使います。
仕組み
インターネット上のすべてのIPブロックは、ある瞬間において厳密に1つのASNに属します。マッピングはBGPルーティングテーブルと、ボット対策ベンダーが分類器に取り込んでいるWHOIS/RDAPデータベースを通じて公開されています。リクエストが保護されたサイトに到達すると、エッジスタックはソースIPの逆引きを実行し、ASNを取得して、フィンガープリント、振る舞い、ジオシグナルと並べて評価モデルに投入します。
AS7922 Comcast、AS3320 ドイツテレコム、AS17676 ソフトバンクなどのISP ASNは消費者向けの評価を持ち、評価だけでほぼすべての分類器を通過します。AS16509 AWSやAS14061 DigitalOceanなどのクラウドASNは、Akamai Bot Manager、Cloudflare Bot Fight、DataDomeに即座にフラグ立てされます。MurphyのISPプールは15以上の国のレジデンシャルISP ASNから供給されています。レジデンシャルプールは、その瞬間にリクエストを中継している家庭ネットワークのASNを継承します。